むくみやすい友達にラシックスのお裾分け

ラシックスの利尿効果

■ラシックスとは?
利尿剤のラシックスは、サノフィ株式会社及び提携会社の日医工サノフィ株式会社により製造され、日医工株式会社より販売されている利尿降圧剤です。有効成分は一般名「フロセミド」です。フロセミド製剤はループ利尿薬に属し、肝硬変や心不全の浮腫の治療に使われ、腎臓でつくられる尿量を増やし浮腫みを改善する働きと血圧を下げる働きがあります。
その種類は、その形態と含有量によって錠剤10、20、40mgと、細粒4%があります。
【作用機序】利尿剤としての作用は、本剤の作用機序である近位・遠位尿細管及びヘレン係蹄などの腎尿細管全域におけるナトリウムとカリウムの再吸収を抑制するはたらきに基づくことが研究で分かっています。

■薬効薬理
本剤は、2つの薬理作用がありますが、1つ目は利尿作用で、その効果は健康な成人への経口摂取後、およそ1時間以内に発現が認められ、6時間効果が持続することが証明されています。また、体内への蓄積作用はなく24時間後には尿中排泄は無くなり消失するとともに、他の利尿剤に比べて、即効性がある点と、慢性腎不全患者など腎機能が低下している場合にも利尿効果は期待できるという二大特徴を持ちます。
2つ目は、降圧作用で、利尿にともなう循環血液量と血管壁のナトリウム含量の減少によると考えられます。

■用法・用量
ラシックスの錠剤タイプを使用する場合は、フロセミドとして40mgから80mgを1回/1日、連日または隔日投与します。細粒の場合も、1日投与量は同じで、1gから2gを連日または隔日投与します。

■注意点
本剤をむくみ防止などで飲む場合は、下痢、嘔吐、熱中症、脱水症状の際には、ナトリウム、カリウム、クロールなどの電解質失調を来たす危険性があるので、摂取を控えましょう。
また、肝硬変や重篤な心疾患、腎障害、不整脈、親族に痛風や糖尿病の既往がある者がいる場合には、服用すると、それぞれ肝性昏睡や急速な利尿作用による血漿量減少で血栓塞栓症、糖尿病発症・悪化が起こる恐れがあるので、医師の指示・管理のもと慎重に摂取した方がいいでしょう。